/etc/fstab の設定

/etc/fstab はインストール時に自動的に生成されます。たとえば次のようになっているはずです。

/dev/hda2      /        ext2    defaults           1   1
/dev/sda2      /home    ext2    defaults           1   2
/dev/sda3      swap     swap    defaults           1   2
none           /proc    proc    defaults           1   2
……

DOS パーティションや CD-ROM については，たとえば次のようにするといいと思います。もちろん /dosc，/dose，/zip，/fd0 などのマウントポイントはあらかじめ作っておきます。

/dev/hda1   /dosc   vfat    uid=101,gid=10,uni_xlate     1 2
/dev/sda1   /dose   vfat    user,noauto,uni_xlate        0 0
/dev/cdrom  /cdrom  iso9660 ro,user,noauto               0 0
/dev/zip    /zip    ext2    user,noauto                  0 0
/dev/fd0    /fd0    vfat    user,sync,noauto,uni_xlate   0 0

こうすれば /dosc は指定した uid/gid で起動時にマウントされます。また，/cdrom，/dose，/zip，/fd0 はユーザが

mount /dose

などと打ち込めばその人の所有権でマウントされます。

いずれにしても，VFAT（Windows 95/NT のファイルシステム）に日本語のファイル名が含まれているなら uni_xlate にしておきます。こうしないと，ファイル名の日本語部分が ? になってしまい，ファイル名の一意性が失われるので，ファイルをコピーしたときに壊れてしまう可能性があります。

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松阪大学奥村晴彦 okumura@matsusaka-u.ac.jp