HTML 4.0以降ではappletタグは非推奨となり,代わりにobjectタグを使えとされています。 appletもobjectも,imgと同様に,前後で改行されません(つまりインライン要素です)。 さらに,HTMLでobjectタグが標準化される以前からのembedというタグもあります。
今はappletやembedではなくobjectを使うべきなのでしょう。 ところが,このobjectタグの使い方が統一されていないのです。
FirefoxやSafariやMacのIEでは次のようにobjectタグを使います:
<object type="application/x-java-applet" classid="java:Circles.class" width="300" height="100"> objectタグが働きません。 </object>
すると次のようになります:
WindowsのIE 6.0でも動かすには次のようなobjectタグの使い方をします:
<object classid="clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93" width="300" height="100"> <param name="code" value="Circles" /> objectタグが働きません。 </object>
すると次のようになります:
実は上の例にはWindowsのIEには不要な type="application/x-java-applet"
が追加してあります。これを入れればMacのIEやSafariでも動きます(Firefoxは動きません)。
幸い,appletタグは,非推奨ながらどんなブラウザでも使えるようです。
いろいろなタグの書き方をテストするページを作りましたのでお試しください。 そこに書いた最後の例は,objectタグを使いながら,ほとんどのブラウザに対応するものです。
Last modified: 2007-07-15 16:48:26