27〜29日は缶詰めになっていた。
インプレスの コンピュータ名著・古典100冊 コメント応募ページ で昨日私の 『C言語による最新アルゴリズム事典』 が3位に入っているという連絡をいただき,驚いた。 現在は8位。 私の LaTeX ものも下の方に入っている。
昨日のいろいろに三つ追記した。
今朝の朝日新聞の広告に Dell の Inspiron 1100 がオンライン特別価格 89,800 とあるのだが,ネットでいくらオプションを落としても 109,800 にしかならない。 不当表示だろうかと思ったが,新聞広告をよく見れば,下の方に事業者向けであることが小さく書かれていた。
中古車探しの手伝いをちょっとしたが,明らかに同じディーラの同じ物件が中古車サイトによって「傷なし」で高い値段が付いていたり「傷あり」で少し安い値段が付いていたりするのを発見した。
午後は某高校で出前授業の打合せ,夜は雷が激しいのでしばらく電源を切っていた。
特許庁 特許電子図書館の商標出願・登録情報で調べたところ,「TeX」という商標が出願されていた: 【商願平11−18344】。 読み方は「テックス,テイイイエックス」で,出願人は「カルフル」。 商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務は「布製身の回り品,織物製テーブルナプキン,ふきん,敷布,布団,布団カバー,布団側,まくらカバー,毛布,織物製ブラインド,カーテン,シャワーカーテン,テーブル掛け,織物製トイレットシートカバー,浴用リネン製品,ベッド用布製品,ベッドカバー,ベッドリネン,ベッド用覆い,カーテン用織物製留めひも,アイダーダウン,家庭用リネン,テーブルリネン,便座カバー」および「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物,仮装用衣服,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」。 TeX であって TEX ではい。 似たものでは「eLeK\TeX」というのもあった。
「阪神優勝」という商標を登録した人から球団が商標を買い戻したという話もあるので要注意。
[2003-08-26追記] 「阪神優勝」はまだもめているようだ。
住基カード一番乗りを目指そうとしていたが,すっかり失念していた。 11時半ごろ,市役所戸籍課に電話して聞いてみた。 途中,2回もしばらく待たされたところを見ると,問い合わせは私が初めて?
残念ながら,写真もないし,本庁まで行く足もないので,初日ゲットは諦めた。
[2003-08-26追記] 別の市役所関係者(複数)からのコメント: 「私たち「説明する側」もさっぱり分からなくて、朝から上司に問うてみると同じく分からないわけでして。。」, 「写真が必要なのは、写真付きのカードを希望するときのみですね。」
子供の朝日コンクール中部大会出場決定報告のプリントに,残金は著作権料支払の一部に充てるという記述があった。 コンクールで歌うにも著作権料を支払わなければならないとは初めて知った。
[2003-08-26追記] 著作権法 第38条があるという指摘をいただいた。 これによれば,営利を目的としない上演ならかまわないはずだ。 朝日コンクールは入場料を取るのだろう。 参加校が払うというのは解せないが。
Sobig.F をゴミ箱行きにするフィルタを次のようにしているが,ちょっと心配。
:0B * ^(please )?see the attached file for details junk/.
某大学で Windows のメーラで読んだものがサーバの ~/Mailbox に入り,umask が悪いのか world-readable
になって不評とか。
で,その対処のため夜中に各ユーザの ~/Mailbox を 700
にするスクリプトを走らせているそうで,ユーザはシンボリックリンクによる悪戯を楽しんでいる様子。
[2003-08-25追記] Mailbox はデフォルトでは上位フォルダからパーミッションを継承し 751 になるとのこと。
シンボリックリンクはチェックされるようになったそうだ。
19日に書けなかったこと。
J-PHONE携帯に画像を送る必要が出て,Emacs + Mewから送ったが添付ファイルとして認識しない。
素直な添付の仕方をするコマンドツールmpackで送ったら?
自宅マシンからではセキュリティチェックに引っ掛かってJ-PHONEがエラーを返す。
大学マシンから送るが,やはり添付ファイルとして認識しない。
しかたがないので私のPHSにいったん送って,それをPHSからJ-PHONEに送り直す。
いったいどういう添付形式だったらいいのだろう。
[2003-08-23追記] 次のような形式だとうまくいくという連絡をいただいた:
To: hogehoge@jp-c.ne.jp Subject: ... From: ... Mime-Version: 1.0 Content-Transfer-Encoding: 7bit Content-Type: Multipart/Mixed; boundary="--Next_Part(abcdefg)--" ----Next_Part(abcdefg)-- Content-Type: Text/Plain; charset=iso-2022-jp Content-Transfer-Encoding: 7bit ほげほげ。 ----Next_Part(abcdefg)-- Content-Type: application/octet-stream; name="hoge.png" Content-Transfer-Encoding: base64 Content-Disposition: attachment; filename="hoge.png" iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAADwAAABQCAMAAAByFOZhAAAABGdBTUEAAK/INwWK6QAAABl0RVh0 U29mdHdhcmUAQWRvYmUgSW1hZ2VSZWFkeXHJZTwAAAAwUExURRwPD7CystbY2J8AAOjq6oqMjGdr a1kBAT9AQM4BAe8AAJ2ior7AwP8AAP////////QY9ykAAAAQdFJOU////////////////////wDg
mpack 1.6 が 2003-07-21 に出ていた。 Debian の脆弱性修正の取り込みと,若干のバグ修正。
日本語 TeX 情報 [030502] でも紹介した Public Library of Science プロジェクトの最初のジャーナル PLoS Biology: Open-Access Journal の最初の掲載論文の sneak preview が出ている。
中国からの多量のジャンクメールを防ぐために今まで .procmailrc に
:0 * ^Content-Type:.*(html|big5|GB2312) junk/.
のように書いていたが,重要な中国からのメールが,本文が英語なのに Content-Type: text/plain; charset=gb2312 だったので,ゴミ箱に送られていた。
17日の「Mac OS Xのヒラギノの商用利用」に追記した。
18日は論文審査会で某所に。 19日は午前中学内停電を忘れていてシャットダウンもしなかった(UPSもあるしたいていJournalingをオンにしてあるので大丈夫なはずだが)。 www.matsusaka-u.ac.jpは9:24にUPSが働き,9:27にシャットダウン。 12:14に再起動するも,13:47にReiserFSがパニック,14:16に再起動。 その後は安定しているようだが,RAID,ドライブ,ReiserFSのどれかがおかしいことは確か。 うーん,困った。
今朝は,まず某研究所(私の関係しているところではない)からウイルスが多数届く。 そこのpostmasterにメールで知らせる(対策した旨,ご返事をいただく)。 そうこうするうちに,大学のパソコンも1台感染したようだ。 怒涛のようにウイルスが届く。 大学に電話して,該当のマシンを切り放してもらう。 WORM_SOBIG.F らしい。 なにしろ発見日・対応日が昨日だから,ウイルスバスターをすり抜けてしまったようだ。
昨日の停電で,innd(ニュースサーバ)が止まっていた。 起動しても,しばらくすると File exists writing SMstore file とかで止まってしまう。 以前もあった気がする。 makehistory -O とか makedbz -i とか ctlinnd renumber "" とかやっているうちに直った。
超高輝度LED, 出力1W,単二アルカリ3本で連続50時間だそうな。 もうちょっと暗くていいから防災用に一つ欲しい。
MacOSXのLaTeXに関するBBS のNo.434 Re[2]:ヒラギノその他の埋め込みにともなうライセンス によれば,Mac OS Xのヒラギノを埋め込んだPDFを商用利用しては駄目だとAppleのサポートが答えたのこと。 ただし,ライセンスに関して明記した文書は「ない」そうだ。
ちょっと待った。 ライセンスというのは契約だろう。 文書もない契約なんてありうるのか? 金を出して買ったからには,法および契約の範囲内で,どういう使い方をしてもいいはずだ。
MS明朝を埋め込んだPDFの商用利用については,そんな話は聞かない(あったら教えてください)。
文書もないものを守る必要はないのでは?という返事を書こうとしたが,人にアドバイスするほど自信が持てない。
ファジィなものはファジィのままにしておくほうがApple・大日本スクリーン・ユーザのいずれにも幸せかもしれない。
[2003-08-21追記] 大日本スクリーン の ライセンス の 映像・放送でのご使用 には,テロップ等での使用は別ライセンスが必要なだけではなく,変形等による外字の作成も禁止されている。 こんなこと はライセンス違反?
先日某所での情報モラルについての話で,生徒の顔写真などをWebに掲載するのはいけないという話を聞いた。 それだけならよく聞く話であるが,マスコミは報道目的だからデフォルトかまわないと付け加えられた。
半分納得したが,◯◯だからかまわないという理由は引っ掛かる部分もある。 マスコミならNoと言えるが自分の学校にはNoと言えないので配慮すべきだという理由なら納得できたであろうか。
何日かぶりでMac OS Xのソフトウェア・アップデートをしたところ,次の更新がされた。
Security Update 2003-08-14により、「fb_realpath()」の機能の潜在的な弱点(ローカルやリモートのユーザがシステムに対するroot権限を未認証で得るおそれがありました)が解決します。
ついでに PDF Viewer for Mac OS X も 1.2 に更新。
かねてから TeX を使ってみよう でオンラインで PDF がフリーソフトだけで生成できることを実証し,企業の方からこれで PDFlib を使わずに帳票印刷が Web でできないかと問い合わせをいただいたりしたが,[qa:20955] で 「超」整理手帳のリフィルメーカー が同じ仕組みで作られていることを教えていただいた。
RFID について Tea Room for Conference の office 氏の論も刺はあるが拝聴すべし。
Apple からは依然として Web bug(開くと誰がいつ開いたかがわかる仕組み――RFID と同様な発想の産物)の付いたメールが来る。
私立玉川用賀村中央図書館(新館) というすごいところを見つけた。 ここをリンクしている リンク集 の親ページである 参加型Online西洋法制史辞典 もまたすごい。
結城浩さんが 固有IDのシンプル・シナリオ を公開されている[結城浩 さんはコンピュータ関係の著述家にしてクリスチャン]。
InDesign で DTP する作家,京極夏彦の 陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) の組版について 狩野さんのメモ に批評(酷評?)がある。 「ヒラギノを遣うなら W2 にしてほしい」とある。 nabesin さん(The Cubic Web Site)が 2003/7/27 に 「ヒラギノ明朝W3は奥村先生のLaTeX入門書を見たときに太いと思ったのだが、『自由自在』の例として出ているものはさほど太く見えない。最終出力を想定して組版を設計せよというから、本来なら紙やインク・製本についても勉強しなくてはいけないのだろう。」 と書いておられる。 府川充男・小池和夫『たて・ヨコ組版自由自在』(グラフィック社,2000年)p.50の例を改めて見る。
Belle: B → φKS での CP の破れが標準理論の 3.5σ とのこと。 ちなみにペーパー(belle-conf-0344.ps.gz)は REVTeX で組まれており,Computer Modern がビットマップで埋め込まれている。 著者名だけで3ページ近くある。
TUGboat の 19(1) と 20(4) に載った Philip Taylor の Book Design for TeX Users を読む。
(La)TeX Navigator の Style, typography and fonts (general information) に Knuth の Mathematical Writing の PDF 版があった。 同所のリンクから William Strunk, Jr. の The Elements of Style を見つける(この本は持っていたはずだが行方不明)。 この Bartleby.com というところにはオンラインの名著がたくさんある。
WideStudio の本も仕入れたのだが読む暇もない。 GUI Toolkits for The X Window System を見て FLTK が軽そうなのでソースをダウンロードしてコンパイルしてみる。 簡単に動いた。 ドキュメンテーションを読む時間がない。
Blaster ワームについて新聞やテレビで騒いでいる。
大学でSeagate製HDDがどうもおかしいのでSeagate配布のツールで調べたところ20台ほど異常,交換。
Critical and Significant Dates by J R Stockton に2038年など問題となりそうな日時が網羅的に載っている。
最近愛読している 高木浩光@茨城県つくば市 の日記 で,Mozilla 1.4 で見る限り,<blockquote> ... </blockquote> の中の第1段落だけ行送りが狭い。 これを抜けた直後の段落でも行送りが狭いところが多い。 たぶん <blockquote> ... </blockquote> の中や直後にも <p> が必要なことをシステムが知らないのであろう。 これは LaTeX の文法と違うので間違いやすい。
生まれて初めての眼鏡を買う(じつは2回目。高校生のときにも挑戦して挫折した経験あり)。
学生(院生)がウイルスに感染,しかも感染したHTMLファイルをアップロードしてしまう。 告知文 を書き,大学ホームページからリンクしたが,これでよかったかどうか。
GCC 3.3.1 が出た。
sscience/comp で産総研の新しいデータ圧縮や OpenURL の話題。 台風のためか頭痛。 とりあえずリハビリのため OpenURL の論文 Open Linking in the Scholarly Information Environment Using the OpenURL Framework を読む。 The Digital Object Identifier というものもあるんだ。
住民票コードを公開している人はどれくらいいるか。 斉藤たつやさんは 公表 されておられる。 公開することで起こる不都合は?
桑名から,1時間に1本しかない電車に約40分揺られて,さらに田舎道を15分ほど歩くと, 三重県立いなべ学園総合高等学校 という大学並みの真新しい高校が姿を現した……。 パソコン室の部屋数・台数でもうちの大学なんか負けそう。 Windowsだけでなく,Macの部屋も用意してある。 まぁ,ここは特別としても,入学者が大学の情報処理教室を見てがっかりする時代が来そうである。
昨日,「小泉内閣メールマガジン」に反射神経的に返事を書いてしまった:
Subject: Re: 【小泉内閣メールマガジン 第106号 2003/08/07】広島、大阪、甲子園 From: Haruhiko Okumura <........> To: koizumi@mmz.kantei.go.jp Date: Thu, 07 Aug 2003 07:44:44 +0900 (JST) X-Mailer: Mew version 3.2 on Emacs 20.7 / Mule 4.1 (葵) 奥村@松阪大と申します。 首相官邸 <koizumi@mmz.kantei.go.jp> wrote: > 小泉内閣メールマガジン 第106号 ======================= 2003/08/07-21 > 住基ネットは、セキュリティーの面でも万全です。現に、昨年8月の第1 > 次稼働以来、不正アクセスなどトラブルは一切発生していません。住基ネッ > トで流される情報も、もともと公開されている基本4情報(氏名、生年月日、 > 性別、住所)と住民票コード、その変更情報に限られています。さらに、す > べての面で現在考えられる最高水準の個人情報保護対策を施しています。 私の氏名,生年月日,性別,住所と住民票コードは「もともと公開されている」 というのはウソではないでしょうか。
書いてから勉強したところ,選挙人名簿の閲覧や住民票の写しの交付で氏名・生年月日・性別・住所はわかるのであった。 だが,住民票コードは公開されていない。 「もともと公開されている」は基本4情報だけにかかるようであった。
今日は名古屋でプレゼン。 明日は交通の便の悪いところでしゃべらなければならないが,運悪く台風らしい。
フュージョンからのDMに,鎖のついた棒を台紙から取り外すパズルが付いていた。 30分以内で解けるのは100人に一人とか書いてあったのでやってみたら,すぐできた。 かみさんに見せたら,かみさんもすぐできた。
一般向けの講演の約束をしてしまったからには,また時事問題を少し勉強しなければならない。
新山 祐介 さんの 覚悟はできてますか? - トンでもなく高価なIPv6 を読んでいて,NHKのBS戦略を思い浮かべた。 BSでしか見られない番組を作る(たとえば全国学校音楽コンクールをBSだけで放映する)といった類である。
wu-ftpd にセキュリティホール。 wu-ftpd-2.6.2/src/realpath.c の
if (strlen(resolved) + strlen(wbuf) + rootd + 1 > MAXPATHLEN) {
の rootd を (1-rootd) または !rootd にすればいいようだ。
まだ東京のホテルから。
昨日初めて知ったが,「ハッカー」がJIS用語で定義されていた。 しかも二通りの意味で。
いま帰った。
情報処理用語――基本用語 JIS X 0001-1994
01.07.03 | (1)ハッカー | 高度の技術を持った計算機のマニア。 | hacker |
01.07.04 | (2)ハッカー | 高度の技術を持った計算機のマニアであって,知識と手段を駆使して,保護された資源に権限をもたずにアクセスする人。 | hacker |
Last modified: 2003-08-30 14:26:03