ダイオキシン 関係は別ページとした。まだリンク集だけ。
東亜大学の津留和生さんによる アセンブラを使わないC++による多倍長計算 のソースコードがLinux対応になりLGPLで配布されるようになった。
ココデ・メール の 学術・研究 に熱電素子情報交換メーリングリストというのを見つけたので入ってみる。
電子レンジについてはやはり水の回転自由度を励起しているようだ。たとえば 山口義幸さん の プレセミ日記 5 などを紹介していただいた。
Britannica.com で dioxin を引いたら,
Toxicologists mistakenly concluded from studies on laboratory animals that TCDD was one of the most toxic of all man-made substances and recommended that soil levels in excess of one part per billion might constitute a health risk to humans. ...という調子で,世間一般の理解とはずいぶんかけ離れたことが書いてある。 本当なのだろうか?Subsequent research, however, discounted most of these inferences...
Wisconsin大学の The Why Files の このページ によれば,ダイオキシン許容量は EPA (Dioxin) は 0.006 picograms/kilogram/day, WHO は 10 picogram/kilogram/day としているそうである。 どうしてこんなに何桁も違うのか。
昨夜は核融合研から戻ったのが夜中の12時を過ぎていた。
水が2.45GHzで吸収ピークを持つかという話が出たが,どうやら持たないようだ。 How Things Work の Microwave Ovens に電子レンジの原理がたいへんやさしく書いてある。
マイクロ波といえば携帯電話の問題とも関係する。 携帯電話の電波ハザード問題。
未知の方から不思議なメールをいただいた。 「初歩的な質問があります。 突然、メール差し上げます。怪しいものではありません。 ……単純なJAVAのコンパイル、実行ができません。 ……どなたかお教えください。お願いいたします。 ……添付ファイルに実行結果を入れておきます」 といった内容だが,名前もなく,Javaのソースが付いているわけではなく, 添付ファイルは「実行結果.xls」というExcelのファイルである。 悪いマクロが入っている可能性が十二分にある。 そもそも未知の人からのExcelファイルを開くほどのお人好しはいないであろう。
最近 アインシュタインプロジェクト を紹介するメールをあちこちから受け取る。 学校のクラブに古いパソコンを贈る運動とのことだ。
新しい情報処理技術者試験でFortranがなくなりJavaが入るとの話を聞いて 情報処理技術者試験センター を調べた。 Javaについては12月に公表の予定と書いてあるだけであった。 しかし,この試験のために特別に作られたCASL II(システムCOMET IIのアセンブラ言語) 以外はすべてJISで標準化されている言語(FortranがなくなったのでC,COBOL)を使うはず。 JavaはSunが公的機関による標準化を阻止している状況で,どのような言語仕様を想定するのであろうか。
http://www.trc.co.jp/">図書館流通センター(TRC) らが作る オンライン書店ビーケーワン, 2000年7月11日開店予定。最短当日発送。送料250円(7000円以上無料)。
岐阜大学工学部機械システム工学科 若井研 に熱力学やエネルギー問題についての大量のコンテンツがある。 熱力学のためのエキスパートシステム TEST の日本語訳もある。
BT のハイパーリンク特許の続報。 1976年出願,1989年成立の米国特許4,873,662。 詳細は ここ, ここ, ここ, ここ など。 PROJECT XANADU の XANADU HISTORY によれば Ted Nelson が hypertext という名前を付けたのが1963年,発表は1965年とのこと。 さらに遡って Vannevar Bush の Memex がある。 彼の有名な1945年の As We May Think が全文公開されている。
うちは全学生のシェルアカウントを作っているが, 学生がリモートからログインして簡単にrootになれるソフトを実演してくれた。 Red Hat 6.1J,Vine Linux 2.0CR,Slackware + PJEなどが全滅。 これはkonのバッファオーバランを使ったもの。とりあえず
# chmod 755 /usr/bin/konしておこう。 こんなに簡単にrootが取れるツールが出回っているとは知らなかった。 Solaris 2.6/7のrootを取るツールもあったがこれはうまく起動できなかった。
Vine Linux については 更新/障害情報 ページで5月10日にフィックスが出ている。 レッドハット株式会社 の Errata にはそれらしきものがない。
今度は BT がハイパーリンクの特許を主張している。 1976年出願,1989年成立の米国特許。 詳細は ここ。
Exergyについて調べていたら 朴炳植 さんの 全文が見られる最近のエネルギー関係発表論文 というサイトを見付けた。
松岡肇さんが『Cマガジン』7月号の特集3を 「Cマガジン」のベクトル量子化についての記事 というページで批判しておられる。 元記事の本論の部分はまだ読む暇がないが, 最後に特許について書いてある部分は松岡さんも書いておられるように少し無理があるように思う。 Philosophical Transactions を創刊した Henry Oldenberg は17世紀の人物のようだ。
wu-ftpd-2.6.0 に関するメモ というページは意外であった。
5月25日に「5月20日に書いた山本義隆の本を読んでいたら, 部屋を暖房するとエントロピーが下がるとある。 高温から熱 q を受け取って低温で同じ熱 q を排出するので,q/T の和は負になる。 にわかには信じがたい」と書いた。 この原典は R. Emden, Why do we have winter heating?, Nature, 141 (1938), 908 という短文で, A. Sommerfeld の熱力学・統計力学の教科書に再録されているとのこと。 Web で検索したら, http://ronispc.chem.mcgill.ca/ronis/chem213/emden.1.html と http://ronispc.chem.mcgill.ca/ronis/chem213/emden.2.html に久保亮五の熱力学の本の余談2として再録されているものが再録されていた。 エントロピーの計算はなく,部屋内の内部エネルギーが一定であることだけ計算されていた。 これは, 温度が上がった分だけ質量あたりの内部エネルギーは増えるが, 圧力一定なら部屋の空気が減るので,当り前のことであろう (もっとも,エネルギーの原点をちゃんと考えなければ数値的には自明ではない)。 同様に部屋全体のエントロピーを評価する際には,エントロピーの原点が効いてくるであろう。 このように原点依存することは,あまり物理的に意味がありそうにない。
山本義隆の本の546ページ 「実際,今の例では熱源の温度を $T_s$,熱源が部屋に与える熱を $q$ とすれば,部屋は温度 $T$($< T_s$)でその熱を外に捨てるから, 部屋のエントロピーは,その変化が $\Delta S = q / T_s - q / T < 0$ で, たしかに減少している」という議論のどこがおかしいかというと, たとえこの過程が準静サイクルであっても, 入ってくるエントロピーより出て行くエントロピーが大きいのだから, サイクルの他の部分でエントロピーが生成されているわけで, むしろ著者の議論とは逆に部屋がエントロピーを作り出しているといえる。
今まで買った熱力学の本の リスト を作ってみた。
UNIX USER 7月号に Vine Linux 2.0 が付いた。明日買ってこよう。
うちの大学も参加する 三重デジタルコミュニティズ研究ネットワーク の紹介が 伊勢新聞の5月31日の記事 に大きく取り上げられているのはいいが, いっこうに自宅の 津ケーブルテレビ の経路が間違っていて,自宅からでは使えない。 メールしてもいっこうに対応してもらえない。
AutoCAD を書いた John Walker の Fourmilab(Fermilabではない。 北米のミラー もある) にはいろいろ雑多なおもしろいものが収められている。 Einstein の有名な1905年の論文 ON THE ELECTRODYNAMICS OF MOVING BODIES とその LaTeX ソースがあった。
下記 Ask the Experts をちょっと読んでいたら, ITER のリンクが切れていた。 もう ITER は駄目なのかと思いきや,独自ドメインの http://www.iter.org/ がちゃんとできていたのであった。 そういえば JT-60 のリンクも切れていた。
たまたま別のものを検索していて見つけた Scientific American の Ask the Experts はけっこうな量で,読めば勉強になりそう。
松阪大学
奥村晴彦
okumura@matsusaka-u.ac.jp
Last modified: Thu Jun 29 20:52:15 JST 2000