table タグの使い方
奥村晴彦
| 簡単な表 | 
たとえば
のような表を作るには,<table> タグを使って
パン 180円 牛乳 198円 コーヒー豆 588円 
のように書きます。 <tr>(table row)が行の始まり, <td>(table data)が項目の始まりです。 罫線も入れられます。<table> <tr><td>パン<td>180円 <tr><td>牛乳<td>198円 <tr><td>コーヒー豆<td>588円 </table>
のように罫線を入れるには,
パン 180円 牛乳 198円 コーヒー豆 588円 
とします。この border="1" を border="10" にすれば,<table border="1"> <tr><td>パン<td>180円 <tr><td>牛乳<td>198円 <tr><td>コーヒー豆<td>588円 </table>
のような麗々しい表になります。
パン 180円 牛乳 198円 コーヒー豆 588円 
見出しを入れるには <td> の代わりに <th>(table header)を使います。 たとえば
のように見出しを入れるには
品名 値段 パン 180円 牛乳 198円 コーヒー豆 588円 
のようにします。<table border="1"> <tr><th>品名<th>値段 <tr><td>パン<td>180円 <tr><td>牛乳<td>198円 <tr><td>コーヒー豆<td>588円 </table>
| ! | </tr> や </td> のような閉じのタグは省略できます(古いブラウザには閉じのタグを省略すると表示が乱れるものがあります)。 </table> は省略できません。 | 
これ以外で <table> タグの中に書き加えることができるものは次の通りです。
- cellpadding="5"
 - 罫線と項目の中身とを5ドットだけ離します。
 - cellspacing="5"
 - 罫線の幅を5ドット分にします。
 - width="123"
 - 表の幅を123ドット分にします。
 - width="80%"
 - 表の幅をページの幅の80%にします。
 - align="left",align="center",align="right"
 - ページ中で表を左,中央,右に寄せます。 左・右にした場合は本文が表の右・左の空きに流れ込みます。
 - hspace="10" vspace="20"
 - 表のまわりに水平方向に10ドット,垂直方向に20ドットの空きを入れます。
 
また,<tr> タグの中に書き加えることができるものは次の通りです。
- align="left",align="center",align="right"
 - その行の各項目を左,中央,右に寄せます。
 - valign="top",valign="middle",valign="bottom"
 - その行の各項目を上,中央,下に寄せます。
 
<td>,<th> タグの中に書き加えることができるものは次の通りです。
- nowrap
 - 項目中で改行が起こるのを防ぎます。
 - rowspan="2"
 - 2行にまたがる項目を作ります。
 - colspan="2"
 - 2列にまたがる項目を作ります。
 - align="left",align="center",align="right"
 - その項目を左,中央,右に寄せます。 何も書かなければ <td> では左寄せ,<th> では中央揃えです。
 - valign="top",valign="middle",valign="bottom"
 - その項目を上,中央,下に寄せます。 何も書かなければ中央になります。
 - width="50"
 - その項目の幅を50ドット分にします。 実際にはこれに cellpadding の値が左右に加算されます。
 - height="20"
 - その項目の高さを20ドット分にします。 実際にはこれに cellpadding の値が上下に加算されます。
 
| 背景色の指定 | 
部分的に背景色を変えたいときも <table> タグが使えます。 たとえば,すぐ上の小見出しは次のように書きました。
<font> タグの size="+1" で文字サイズを本文より一回り大きくし, <b> タグでボールド体(太字)にしてあります。<table width="100%" cellpadding="10"> <tr><td bgcolor="teal"> <font size="+1" color="white"><b>背景色の指定</b></font> </table>
| レイアウトのための表 | 
最近はページレイアウトをかっこよくするために <table> が多用されています。 たとえばこのページのように左マージンを広めにとるために
のように書くこともできます。<table width="85%" align="right"><tr><td> 最近はページレイアウトをかっこよくするために…… </table><br clear="all">
同様な効果をもっと単純に
のようにして出すことも可能です。 このページも昔はこの方法を使っていました。 しかし今はスタイルシートを使っています。<blockquote> <blockquote> 最近はページレイアウトをかっこよくするために…… </blockquote> </blockquote>
tableタグ:
  | 
また,このような段組もできます。
この部分は次のように書きました。
<table width="100%" cellpadding="10"> <tr> <td width="30%" bgcolor="#CCFFFF"> <b>tableタグ:</b> <ul> <li> 表組み …… </ul> <td width="70%"> また,このような段組もできます。 …… </table>  | 
| キャプションの入れ方 | 
 
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<p> <table align="right" hspace="10" vspace="10"> <caption align="bottom"> <small> このページの著者,奥村氏の近影 </small> </caption> <tr><td> <img src="../okumura.gif"> </table> 右図のように…… ……と書いておくと安全です。 <br clear="all">
このように図のまわりに本文を流し込む場合は,
本文の流し込みが終わるべきところに
<br clear="all">
と書いておくと安全です。
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奥村晴彦 Last modified: 2004-07-27 12:55:48  |