個人情報とは?

個人情報保護法個人情報の保護に関する法律)でいう「個人情報」とは、

第二条 この法律において「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、次の各号のいずれかに該当するものをいう。

 当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等(文書、図画若しくは電磁的記録(電磁的方式(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式をいう。次項第二号において同じ。)で作られる記録をいう。以下同じ。)に記載され、若しくは記録され、又は音声、動作その他の方法を用いて表された一切の事項(個人識別符号を除く。)をいう。以下同じ。)により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)

 個人識別符号が含まれるもの

です。「一」は、括弧を省略すると、

当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの

です。この読解を誤って「個人情報とは、氏名、生年月日など、個人を識別できる情報である」としてしまうことがありますが、氏名・生年月日などが個人情報なのではなく、氏名・生年月日などが含まれる情報が個人情報なのです。

「二」も、個人識別符号が個人情報なのではなく、個人識別符号が含まれる情報が個人情報です。