写真をSNSに投稿すると位置がバレる?
写真にはカメラの機種や撮影条件などの情報を収めたExifというメタデータが付きます。GPSを備えたスマホで撮影した場合には、デフォルトでは位置情報(ジオタグ)も付きます。だから、スマホの写真をSNSにアップしたら位置がバレる?
残念ながら、Twitter(X)、Facebook、Instagram、Line、Blueskyなど、私の試したどのSNSでも、写真のExifデータを削除してしまいます。ジオタグも残りません。
私が試した中でExifデータが残ったのは、写真共有サイトFlickrだけでした(Flickrの親会社となった写真共有サイトSmugMugも同様のようです。ほかにあったら教えてください)。
Exifデータを表示するツールはいろいろあります(私はExifToolを愛用しています)。簡単な方法としては、写真アプリで読み込んで、「情報」を見ることです。
なお、Twitter(X)は、写真ではなく、ツイートそのものに位置情報をオプションで付けることができます(偽装することもできますので、本当の位置かどうかはわかりません)。以前は正確な位置情報(緯度・経度)が付けられたのですが、今は place_id というおおまかな位置情報しか付けられないようです。
たとえジオタグがなくても、写真の背景から位置が特定できることがよくありますので、注意しましょう。
[追記] 2025年4月に実装されたInstagramの地図機能で自分の位置が漏れてしまうことがあるというので話題になりました。これは写真の位置情報とは関係なく、アプリがスマホ本体から位置情報を直接取得するためです。詳しくは検索で調べてください。
[追記] AI生成写真への懸念で注目される写真の来歴情報メタデータC2PAについても、Exif同様、SNSで落とされてしまうようです。せっかくOpenAIがそのAI生成画像にC2PAを埋め込んでも、これでは役に立ちません。一方、GoogleはAI生成画像にSynthIDという電子透かしを(メタデータとしてではなく画像そのものに)埋め込むので、SNSで再エンコードされてもほぼ残ります。
参考
- Python > Exifデータを読む