ウイルス対策ソフト
セキュリティ対策の要件として「ウイルス対策ソフトをインストールすること」とされることがあります。
昔はこれで正しかったのですが、今はOSにウイルス対策機能が組み込まれています。
- Windows セキュリティ アプリで保護を維持する: 「Windows セキュリティ アプリは、さまざまな脅威からデバイスとデータを保護するように設計された、Windows に統合された包括的なセキュリティ ソリューションです。 これには、Microsoft Defender ウイルス対策、Windows ファイアウォール、スマート アプリコントロールなどの機能が含まれており、ウイルス、マルウェア、その他のセキュリティ上の脅威に対してリアルタイムで保護します。 アプリは Windows に組み込まれており、起動した瞬間からデバイスが保護されます。」
- macOSでのマルウェアからの保護: 「1.マルウェアの起動と実行の防止: App Store、または公証と組み合わせたGatekeeper 2.お客様のシステムでのマルウェア実行をブロック: Gatekeeper、公証、およびXProtect 3.実行されたマルウェアへの対処: XProtect」「macOSにはXProtectと呼ばれるアンチウイルステクノロジーが組み込まれており…」
スマホも同様です(スマホはアプリの権限が強く制限されているのでパソコンより安全です)。
個人ユーザであれば、OSの機能によるウイルス対策で十分です。変なウイルス対策ソフトをインストールするより、OSの機能に限るほうが安心です。
疑わしいファイルを開こうとすると警告が出ますので、警告を無視して開かないようにしましょう。
「警告を無視して開いてくれ」とか「アプリをインストールしてくれ」といった指示には従わないでください。
メールで届いたものがウイルスかどうか調べたければ、VirusTotal というサイトが便利です。ただし、ここにアップロードしたものは公開されますので、見られてはいけないものはアップロードしてはいけません。