総参加者数は 137 名,懇親会には約 60 名の方にご参加頂き,無事終了しました。
大勢の方々にお越し頂き、どうもありがとうございました。
なお,会場に参加者に関連する可能性のある忘れ物がありましたので,お心当たりの方はご連絡ください。
texconf10(at)googlegroups.com
へメールでどうぞ9:30-9:35 | 開会の辞 | ||
(1) | 9:40-10:00 | 「KETpicの機能拡張,とくにメタコマンドとその応用」 | 高遠 節夫(東邦大学薬学部) |
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(2) | 10:00-10:20 | 「BibTeX文献リストを用いた研究成果発信・管理支援システム ---付加価値の高い文献リストの作成---」 | ○小西 智也(阿南工業高等専門学校)・轟 眞市(物質・材料研究機構) |
(3) | 10:20-10:35 | 「TeXで数式が書ける軽量マークアップ言語ULMULの開発」 | 西松 毅(東北大学金属材料研究所) |
15分 | (休憩) | ||
(4) | 10:50-11:45 | 招待講演「日本人の知らないTeX」 | 八登 崇之 氏 |
125分 | 昼食にはお弁当の申込を推奨します この時間帯で ポスター発表 を行います(発表者は適宜発表時間を設定してください) 「出張!TeX Q & A」 も同時開催です | ||
(5) | 13:50-14:45 | ``TeX Live 2008--2010'' | Norbert Preining (Research Center for Integrated Science, Japan Advanced Institute of Science and Technology) |
15分 | (休憩) | ||
(6) | 15:00-15:40 | 招待講演「トラブルを未然に防止するTeX関連ソフトウェア利用法・開発法」 | 土村 展之 氏(関西学院大学) |
15分 | (休憩) | ||
5分 | (集合写真撮影) | ||
(7) | 16:00-17:40 | パネルディスカッション「商業印刷におけるTeX」 | 奥村 晴彦 氏(三重大学教育学部教授) 吉田 宇一 氏(岩波書店『科学』編集長) 武藤 健志 氏(トップスタジオ編集者兼 DTP オペレータ,Debian Project 公式開発者) 本田 知亮 氏(三美印刷株式会社) |
17:40-17:45 | 閉会の辞 | ||
18:00- | 発表終了後に懇親会を開催します |
ご来場の方には,会場にて配布予定です。
TeX の誕生(1978 年)から既に 30 年の年月が経つが、この間にも TeX の拡張は着実に進められている。いわゆる「終結宣言」(1990 年)の後も、「拡張版 TeX」という形で機能拡張された e-TeX や pdfTeX が開発された。海外では、既に標準の TeX 処理系は pdfTeX に変わり、また最近では、Unicode の普及に伴い、Unicode 対応の TeX である XeTeX や LuaTeX(こちらは Omega の後継にあたる)に注目が集まっている。一方で、日本では、pTeX(およびその拡張の upTeX)以外の TeX 拡張に対する関心は薄いように見える。本発表では、これらの「日本人の知らない TeX 拡張」の概略について、時系列(過去・現在・未来)に沿って紹介していく。特に、XeTeX 上の LaTeX について、基本的な使用法の解説を行う。
TeX 環境については、一度構築してしまえば、トラブルが起こるまでなるべく変更しない、という使い方が主流です。組版結果の再現性を保つためには、これが最も簡単な方法です。
OSやライブラリのような基本的なソフトウェアにも、同様の運用方法があります。しかしながら、昨今のように、OSなどにセキュリティーホールが見つかり、否応なくアップデートを行わざるをえなくなってきました。その上で、安定稼働のためのノウハウも蓄積されつつあります。
TeX 環境についても、いつまでも「変更しない」という運用が通用するでしょうか。たまたま遭遇していないバグをどうやって修正すればいいでしょうか。本公演では、「必要に応じてアップデートを行いながら、なおかつ組版結果の再現性を保つには、何に注意すべきか」についてお話します。ソフトウェア開発者向けには、このような運用に配慮した開発・公開方法をお話します。
口頭発表とポスター発表の2形態で実施します。
以下の口頭発表が予定されています(順不同)。
以下のポスター発表が予定されています(順不同)。
作品展示やデモンストレーションであっても,注目して欲しいページ・画面の拡大や,技術面での工夫などをポスターで示していただけると好ましいです。なお,物品の販売はご遠慮ください。
TeX ユーザならば,一度は自ら執筆した本を出版したいと思われるのではないでしょうか?執筆した原稿を本という形にして出版するためには,通常,出版社や印刷会社を経由します。出版印刷業界において,数ある組版ソフトウェアの一つとして,TeX をどのように利活用して,書籍や学会誌などの印刷物が制作されているのか,ほとんど明らかになっておりません。
本パネルディスカッションでは,実務の工程フローに沿いながら,執筆,企画,制作,印刷の各立場におられるパネリストの方々に現場を存分に話していただき,商業印刷における TeX 組版の実態を解明します。また,どのようにすれば TeX 組版を用いた書籍がより多く流通するのか議論します。
(執筆,企画,制作,印刷の順)
実行委員会では,会場でさまざまな質問,相談を受け付ける「出張!TeX Q & A」を企画しました。お昼の休憩時間に,会場のステージ上にパソコンなどを用意したブースを設置し,みなさまからの質問,相談に対応いたします。例えば,「ノートパソコンに TeX がどうしても入らない」という方は,会場にパソコンをお持ちいただければ,インストールのお手伝いができるかもしれません。初歩的な質問から,出版や組版に関する専門的なご相談まで,どんな内容でも対応いたします。(質問,相談に対応はいたしますが,問題の解決を保証するものではありません。)
ブースでは主に実行委員会メンバーが対応しますが,参加者の皆様にも,ご自身の関わるソフトウェア,パッケージに関する質問について,回答のお手伝いをしていただければ幸いです。
よくある質問 を別ページに用意しました。それでも解決しない,ご質問・ご意見などありましたら,実行委員会 texconf10(at)googlegroups.com
宛にメールでお問合せください。
別ページに用意しました。
広報用にご自由にお使いください。PDF 形式で 557KB あります。