pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
返信数: 39
Win10, texlive2022の環境で、ドイツ・リートの対訳詩を実現させるべく、あれこれ試すもうまくゆかず、こまっています。 実は、3年ほど前に、カール・レーベという作曲家のリート集を、同様の趣旨で書いたことがあり、それは一応目的を果たせました。cf。添付ファイル Karl_Loewe2.tex でもって、同様にシューマンのリートを作ろうとしました。途中まではうまくいったかに、みえました。添付ファイル シューマン歌曲対訳1.tex しかしながら、これを書き進めるうちにエラー。cf.添付ファイル シューマン歌曲対訳2.tex 数年前に、出来たことが今度は出来ない。理由は二つ考えられます。 まずは当方の老化による能力の低下。この可能性が高い。もう一つは読み込んだパッケージの変更があり、エラー。その他当然のことながら、当方のエラーにより間違った書き方をした。いずれにしろ、原因と対策をお願いいたしたく、よろしくご教示を仰ぎます。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
  • 添付ファイル名の拡張子が .exe なのでドッキリしましたが、7zip で回答 できました。(日本語ファイル名はめためたでしたが :-{)

    次の三つのファイルが取り出せました。

    • KarlLoewe2.tex (CarlLoewe2.tex でしたが、質問に名前の上がっていたファイル名に変更)
    • シューマン歌曲対訳1.tex
    • シューマン歌曲対訳2.tex
  • ptex2pdf -l で処理したところ以下の結果でした

    • OK … KarlLoewe2.tex
    • OK … シューマン歌曲対訳1.tex
    • NG … シューマン歌曲対訳2.tex
  • シューマン歌曲対訳1.tex の結果がこちらでは OK でした。 そちらではエラーになるとのこと、ログをみせていただけないでしょうか?

  • シューマン歌曲対訳2.tex のエラー分析

    • エラーメッセージは「47 行目の\begin の{Parallel}は大文字始まり」だけど 「対らしき 78 行目の\end の {parallel}小文字」とのことでエラーになってます。

      LaTeX Error: \begin{Parallel} on input line 47 ended by \end{parallel}.
      See the LaTeX manual or LaTeX Companion for explanation.
      Type  H   for immediate help.
       ...
      l.78 \end{parallel
      
  • 修正イメージ

    --- a/シューマン歌曲対訳2.tex
    +++ b/シューマン歌曲対訳2.tex
    @@ -79,6 +79,6 @@
         ひどいことに、こっそり手を結び合って、\\
         恋するもののはやる気持をはぐらかしては喜ぶのだ。\\
       }
    -\end{parallel}
    +\end{Parallel}
    
     \end{document}
    
  • 作業改善案の提案

    • 今回は 大文字、小文字の違いでしたので、そのようなケアレスミスを防ぐ手段として …

      • 愛用されている texworks に snipet の仕組みで 「\begin{Parallel}」 としたら、「\end{Parallel}」を自動で挿入してくれると良いのですが…

        • 機能としてはあるらしい… LaTeX Workshop をもう少し使いこなす

          もしかしたら shortcut.ini も必要かもしれない

          • 例えばに「S」に続けてタブを入力ると \section{} とか 「B」だと\begin{frame}\end{frame} とかのようだ。
          • \beg くらい入力してタブを入力するとかすると色々候補を示してくれる
        • が、どうやってカスタムなものを登録するのか今の所???

      • 別解として、簡単なマクロを作られたらどうでしょうか

        \def\対訳#1#2{
          \begin{Parallel}[v]{0.45\textwidth}{0.45\textwidth}
            \ParallelLText{#1}
            \ParallelRText{#2}
          \end{Parallel}
          }
        あるいは
        \newcommand{\対訳}[2]{
          \begin{Parallel}[v]{0.45\textwidth}{0.45\textwidth}
            \ParallelLText{#1}
            \ParallelRText{#2}
          \end{Parallel}
          }
        

        というような簡単なマクロを作成すれば、Parallel なのか parallel か迷わなくて済みます。

        \対訳{
          Es treibt mich hin, es treibt mich her!\\
          ...
        }{
          なんだってそんなにうろうろ、そわそわするんだ!\\
          ...
        }
        

        副次的な効果として KarlLoewe2.tex を見ると微妙に左右の幅が異なってる ケースの対応が可能と思います。逆に詩の一部の行が長い等の問題であれば マクロの引数に渡す方法もあります。

      • TeXworks のメインウィンドウで利用されているフォントやそのサイズを 変更されてはいかがでしょうか?

        サイズ大きくすると、一度に表示・閲覧できる文字数が少なくなりますが …

        また提供されたソースを見ると、左側にベタ張りですが、タブキーなど で少し右に寄せて入力されてはいかがでしょうか?

mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
自己回答です! すみません。私の『おっちょこちょい』が原因でした。
\begin{Parallel} ・・・・・ \end{Parallel} とすべきところ、Parallel を 一部で parallel と誤記述したした単純な『間違い』の所為でした。お騒がせいたしました。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
和田様
いつもながら、ご親切な回答をありがとうございました。私の『気づき』と入れ違いのタイミングになり、申し訳ありませんでした。
また、ご提案いただいた予防策は、検討したいと思います。texworks から texstudio に変更しようとしたことがありましたが、環境変数の組み込みに失敗し、そのままになっておりました。お勧めの統合環境はありますでしょうか。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
  • emacs :-) 半分冗談でもありますが、それを支えるいくつかのツールも併用します

    個人的には、 emacs with prelude + ターミナルコンソール ( with nushell or fish or zsh )ですが ...

    日々の作業は、APP ウィンドウのやタブの切り替え操作です。 emacs で編集しコンソール APP に切り替え、そのコマンドヒストリの多用 ってのがルーチンワークです。

    cross plathome な nushell にしたいけど fish の便利さには現時点では敵わないので、 今のところメインは fish にしています。

  • atom の後継を推奨したいけど ... 現時点では?? ... 12月の正式リリース待ち

    開発が中止になる前は vscode より皮一枚リード気味だった atom と言いたいのですが、 まだその後継のベータ版をちょっと使ってはいるけれど、 まだ atom や vscode の様には簡単にはいかないな

  • vscode ... 現時点では vscode 一択ですが 年末から年始にかけては変更になるかも

    vscode を推奨する理由は、

    • 基本的な今日日(きょうび)なエディターであること
      • キーワードのハイライト / インデント / 入力補完 / ....
    • cross plathome であること のほか、「検索機能」が優れている点かしら。

    検索は、私が時々 ripgrep と言っていますが、パッケージに同梱されており、 バックで利用され、その結果が適宜表示されます。

    すぐには良さはわからないと思うけど、 表示が速いし、検索結果表示を見て、なるほどと思うことは多々あります。

    最低限必要なパッケージ類は、「日本語環境」「LaTeX workshop」ですね。 後者は、 tex wiki にも設定方法が記載されているので検索して試みてください。 もし、わからなければ、今の texworks.ini を見せてください。 それを vscode 用にコンバートを検討してみますので。

  • git (IDE じゃないけど、成果物の変更履歴?バージョン管理ができる)

    それから、「老い」に鞭打つのではないのですが、git を覚えていただくと 「今日の作業は。。。」ということが把握できます。

    作業の区切りごとに、リポジトリに登録する必要はあるのですが ... この登録作業は多分当初は煩わしい ... けど どのように変更したかということが把握できます。

    この git は vscode でももちろん利用できます。

    リポジトリさへ削除しなければ、ファイルを削除しても復元可能な点が とても気に入って、日々の作業に利用しています。 (ただいま emacs の機械翻訳後の修正に多用中 ... 実はここで Pararells のようなことを考えていました)

    もし git もマスターしたいというのであれば、情報源を後ほどお伝えすることは「約束」します。

PS 少し熱くなり過ぎた感があるな :-)

和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
教えていただいた内容で手直しいたしましたので、経過報告です。私、お気づきのように全くの素人ですので、プログラムの書き方や作法というものを知りませんで、無手勝手流で作業しています。とはいえ、学べるところは理解できる範囲で、向上させたいと思います。添付ファイルをごらんください。教えていただいたマクロですが、細切れに使っていますが、こうしないと原文と翻訳文の位置対応がうまくゆかないのです。A4用紙をタテに使って、横書きですから1行の長さが足りず、うまく行きません。(一カ所 font を小さくして誤魔化しているところがあります)ヨコ書きにした方がいいかもしれません。エディターは全角の空白が丸印で表示されるものを使っています。10年以上前に、Linuxをいじっていた時期に、emacs, Muleなどを使いかけたことがありましたが、私には操作方法を覚えられませんでした。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
  • \vspace{1\baselineskip}

    • 確実に一行空けたいのであれば、空行を挿入するようにした方が良いでしょう
    • \vspace を入れたためにベタ書になっているので、文章の構造が把握しにくい感じがあります。
    • 逆に一行分以外の場合のみのした方がわかりやすくなるかと思います。
  • インデントについて

    subsection までもインデントしてしまうと、だんだんと文字があるところが 右に、右に担ってしまいますので、適度に!! (和田風にインデントしなおした例を添付します)

  • 新規マクロの使用について

    • 細切れで良いと思います。
    • 気になるのは原文と訳文の間の仕切り線がプッツンプッツンと切れている点かしら parallel のオプションや変数で調整できるかもしれませんね。

    代替方法は複数ページを跨ぐテーブルが容易にできる tabularray の利用かな

  • emacs について

    • emacs をインストールしたら下記 URL の StarterKits のいずれかを導入

  https://www.emacswiki.org/emacs/StarterKits

  • さらに選んだものの中に、まとめて幾つかの便利パッケージインストール tool の導入も必要になります (少なくとも spacemacs と prelude はそうだった)

    • emacs 操作できません(この項、どちらかというと一般的なエディタについて... です)

    安心してください、ぶっちゃけ C-c 、C-v , C-x, C-z くらい覚えていれば良いです。

    コマンドは、あまりに多くて覚えられませんので 何かしたいなと思ったら「M-x」と入力し mini-buffer で曖昧検索でコマンドを検索して利用しています。

    ショートカットがあれば一緒に表示してくれますが、あまり同じことを行うと、 キーボード操作監視の鬼軍曹が「そのショートカットは云々だよ」と囁いてくれるようです。

    なので、利用しているうちに「必要なもの」は覚えますし、使わなくなったものは忘れますから。

    ちなみに vscode も数多コマンドがあるので 「M-x」の vscode 版は 「Ctrl+Shift+P」 (win)/「 ⌘+Shift+P」(mac) で コマンドの海原をサーフすると思います。

    なので、ショートカットを覚えるよりも「テキスト編集」に関わるキーワードを、英語、日本語問わずに いくつ「ボキャブラリ」として蓄えているかが、そのエディタの使い手のプロへの道だと思います。

    うろ覚えのスペルなどの一部を空白で分割して入力したり、その順序を変えることで、 あとはコンピュータが候補を表示してくれますから ...

和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
和田さんの有益なアドバイスのお陰で、当初に比較すればかなり改善されてきたようです。有り難うございます。しかし、ご指摘のあった「気になるのは原文と訳文の間の仕切り線がプッツンプッツンと切れている点かしら。 parallel のオプションや変数で調整できるかもしれませんね。」の箇所は、以前から気になっていましたが、非力の能力では解決できません。直近の成果を添付しますので、解決策があれば教えていただけませんか。勿論多忙な和田様のこと、今はこんなことに関わってはいられない状況であれば、お断りいただいても結構ですが。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿

ご高齢に関わらずチャレンジされようとしているのに触発されて、 先輩のコードにチャチャつけるのはとても気が引けるのですが、 敢えて書いてみました。

一応 Paralles 環境での対応と、それから脱却して tabulerarray を 使った方法で色々試してみました。

Table of Contents

  1. 原文と訳文の間の仕切り線がプツプツになる件
  2. ポートレイトからランドスケープにした方が良いですね
  3. \vspace \newpage や空白領域確保について
  4. 上記までを考慮した変更例を同じ名前でアップロードします
  5. そのほか、気なる点を対処したものを 「-WADA」をつけた名前でアップロードします

原文と訳文の間の仕切り線がプツプツになる件

  • 詳しくは調べていないのですが documentclass を変更すればかなり解消可能
  • 少なくとも jlreq を使用すると \TAIYAKU 内の 「\\」毎のプツプツはなくなります
  • でも、\TAIYAKU{..原文..}{..訳文..} 毎に微妙な空きは残ります
    • 原因は マクロ \TAIYAKU で「 \begin{Parallel} …\end{Parallel}」に なっているためと想定しています

ポートレイトからランドスケープにした方が良いですね

  • ポートレイトだと訳文のいくつかが行溢れしていますね
  • でも単純にランドスケープにしてしまうと一つの「詩」がページ跨りしてし まうケースがあります
  • でもページ幅をカスタマイズも考えたのですが landscape オプションを入 れて検証しました

\vspace \newpage や空白領域確保について

  • \subsection の前後を \vspace で囲んだほうが良いですね
    • 特に「後ろ」に指定しておくとサブセクションタイトルと本文の詩の重な り防止効果があります
    • Parallel 環境の場合はその傾向があるようです
  • \section の区切り目の \newpage は容認できるけど \subsection の方は以 下のような方法をお勧めします

    • \usepackage{needspace} の導入

      • \section や \subsection、箇条書き などのタイトル部分と説明文を同 一ページに収まるような制御をしたいときに利用します

        MS word の「widow/orphan control」のようなものかな

    • \newpage に代わりに \needspace{次の必要な縦の高さ} とする

上記までを考慮した変更例を同じ名前でアップロードします

そのほか、気なる点を対処したものを 「-WADA」をつけた名前でアップロードします

  • できるだけ原文をいじらないようにと考えましたが、vscode のようなブロッ ク折り畳み機能のあるエディタを想定し、折り畳んでも作品タイトル名など が表示できるよう改修したので、移行にはそれなりの工数は必要になります。

    なので、移行工数が多いのであれば … ということで見た目はかなりの変 更に見えると思います。

  • 主な変更点

    • \section \subsection のところの対処
      • 「日本語」「原語」と本文と逆になっている
      • 本文のように左右にもっと離れて欲しい
    • section subsection で needspace を併用
      • マクロ化し、その中で newpage needspace vspace を実施することで本 文中のページや空白の制御を見た目上から取り除いた
    • 詩の節毎にわずかに空く仕切り線のプッツン対処として、tabularray の longtblr を使うことにした
      • ページ跨りのケースが容易に対応できた
      • カラム幅はとりあえず 1 vs 1 だが 4 vs 5 のようなことも対応可能
    • ブロック毎に折り畳み表示できるエディタように機械的に整形
  • 対処していないけど …導入した方が良いもの
    • 分割化
      • 今までの問い合わせでも気になっていたのですが、一つのファイルが大 きいという点です
      • LaTeX には \input や \include というような外部ファイル取り込みの ディレクティブがあります
      • 外部文書ファイルの読み込み - input, include などを参考にしてください
和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
和田さん!、お忙しいのにお付き合いくださって、誠に有り難うございます。『年寄りのコードにチャチャつける』……なんて、全然思っておりません。それどころか、私の知らない知識を頒布?していただき感謝しているのです。で、ご提案の種種の方法は、私が咀嚼するのに多少の時間が必要と思います。
ひとつ困っていることに、私の環境(相変わらずtexworks)で、ご提示のコードをコンパイルしてみると、jlreq の optionで [a4paper,landscape,....] を指定していても、previewer では右が欠けて、しかも縦長の表示になってしまいます。これはpreviewer の設定の問題なのか、それとも pdf file 自体が landscape になっていないのか(そんなことがありえるのか、甚だ疑問ですが)、よく判りません。思い当たる原因は、あるでしょうか?
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
  • landscape に関して

    • dvipdfmx でランドスケープ用の 「-l」を付与する必要があります

    • 提案したソースの一行目に以下のようにメモしておきました

      ==> SchumannLieder-WADA.tex <== % ptex2pdf -l -od '-l'

      ==> SchumannLieder.tex <== % ptex2pdf -l -od '-l'

    「-od」はその次の「-l」が dvipdfmx へのオプションであることを示しています

    ですので tekworks の設定で 現行の縦書き用 をベースに 横書き用 のものを作成してください。

     名前:pLaTeX (ptex2pdf)
     プログラム:ptex2pdf
     引数:上から
     -l
     ... 現行のものを流用し 最後の $fullname などの前に次の二つを追加
     -od
     -l
     $fullname
    
  • vscode

    私は、emacs vi や 200 近いファイルで同じパターンで修正作業などが必要なので perl ruby などで編集しているので常に vscode を使っているわけではなく、 説得力が欠けますが、可能であれば vscode へ移行されることをお勧めします。

    添付の画像は、左側の虫眼鏡をクリックし検索窓に「目が」を入力し、 ピンポイントで編集画面を表示している例です。

添付 スクリーンショット 2022-12-03 10.39.18.png
和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
和田さん、大変有り難うございました。 landscape の表示は正常になりました。WADAのついている方の.tex file, 素晴らしいですね。とてもじゃないけれど私では不可能の coding ですね、ただ一点、縦線の右側の文字を一字分づつ右にずらしたい(一字分のアキを入れたい)のですが、どこを変えたらよいのでしょうか? もう一方の作例は、大変わかりやすい例文ですね。いずれにしても、landscape にすることによって、多くの問題点が解決されたようです。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿

仕切り線の右側を空ける方法

やり方はいくつかあるのですが ... とりあえず思いつくまま ...

  • 仕切り線を取るのも一考かと思います

    • 横向きにしたので空白が十二分とれるので、仕切りの線はなくてもう老いかと思います
    • その時は以下のように myTBLR の「colspec」の「| (縦棒、パイプ)を取り除いてください

      diff --git a/SchumannLieder-WADA.tex b/SchumannLieder-WADA.tex
      index 73e3d50..f5ff76a 100644
      --- a/SchumannLieder-WADA.tex
      +++ b/SchumannLieder-WADA.tex
      @@ -31,7 +31,7 @@
          label = none,
          ]{
          %% colspec = {X[4,l] | X[5,l]}, % 元は 4 vs 5 だった
      -      colspec = {X | X}, % 等配分
      +      colspec = {X X}, % 等配分
       }
       %
      

      }{\end{longtblr}}

  • tabular 系には colsepc 内で任意の文字などもおくことができますので、上記同様 myTBLR の colspec を以下のように編集してください。 「@{」と「}」の間は全角のスペースです。

        colspec = { X | @{ } X}
    

    この方法では、 SECTION SUBSECTION のところにも類似の調整が必要です。

    (ごめんなさい、テスト中マニュアルの例題をみて myTBLR には colspec=... と したのですが SECTION/SUBSECTION の方への反映を忘れていました)

  • myTBLR を三つのカラム構成にする方法です

         colspec = { X | m{1em} X }
    

    このようにすると「{原文}&{翻訳}\」を「{原文}&&{翻訳}\」のように 三つのカラムに合わせるようダミーのカラムを挿入しなければいけません。

    この方法も、2番目の colspec で @{ } に対応して、 SECTION/SUBSECTION の の調整が必要です。ダミーカラムの挿入調整もあるので、別名でファイルを添付しておきます。

    掲載量が多くなりますが、主要な変更点は以下のとおりです

    SECTION/SUBSECTION もダミーカラムを入れ、試行錯誤で調整してみました。

        @@ -31,7 +31,7 @@
                label = none,
                ]{
                %% colspec = {X[4,l] | X[5,l]}, % 元は 4 vs 5 だった
        -      colspec = {X | X}, % 等配分
        +      colspec = {X | m{1em} X}, % 等配分
                }
                %
            }{\end{longtblr}}
        @@ -39,10 +39,10 @@
            \def\SECTION#1#2{%
            \newpage%
            \section{%
        -    \begin{tblr}[t]{X[9,l] X[10,l]}%
        +    \begin{tblr}[t]{X[9,l] m{.5em} X[10,l]}%
                % [t] でセクション番号の位置に揃える
                % 二つのカラムを 9 vs 10 の幅で行一杯に
        -      {#1} &amp; {#2} \\
        +      {#1} &amp; &amp; {#2} \\
                \end{tblr}
            }
            }
        @@ -50,8 +50,8 @@
            \needspace{10\baselineskip}
            \vspace{1\baselineskip}
            \subsection{%
        -    \begin{tblr}[t]{X[8,l] X[10,l]}
        -      {#1} &amp; {#2} \\
        +    \begin{tblr}[t]{X[8,l] m{1.5em} X[10,l]}
        +      {#1} &amp; &amp; {#2} \\
                \end{tblr}
            }
            }
        @@ -84,7 +84,7 @@
                Kommt feins Liebchen heut?\\
                Abends sink' ich hin und klage: \\
                Ausblieb sie auch heut. \\
        -  }&amp;{
        +  }&amp;&amp;{
                朝、目が覚めるとまず思う、\\
                あの子は今日は来るだろうかと、\\
                夜になるとがっかりしてつぶやく、\\
        以下省略
    
  • もし、仕切り線を点線 (dashed dotted )太線とかに変更したいのであれば

    texdoc tabularray で表示される9ページ「1.8 Hlines and Vlines」を参考にしてください

和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
和田さま
早速、対応していただき、そのうえ懇切丁寧な解説まで賜り、大変感謝いたします。本件長々と、引っぱってしまいましてお忙しい和田さまのお手間を煩わせ申し訳ありません。以上で本件は解決とさせていただきます。
なお、外国の詩というか、外国の歌曲の元となった詩の扱いには、今回の『対訳』のほか、最近私が友人に、ある歌曲を紹介した文章の引用がありましたので、蛇足ながら添付させていただきます。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
すみません、.tex file に includeすべき 画像fileが添付漏れていました。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
よかったよかった :-)

僕にとっては未踏の「楽譜」の LaTeX 対応への TODO が増えてしまいました。
縦書きベースに、楽譜は footnore に横書きで なんていう TODO を自らに課している ことに気がついた。

追伸
来年になったらおすすめエディタはもしかしたら atom 後継になっているかもしれませんが、
個人的には emacs を主にしたものなんですがね...
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
スレッド内容に関係のない番外フォローです

私も「まずって投稿してしまった」ということは度々です。

以前のシステムでは、一応「30分以内」であれば変更削除は可能でしたが、
新しいシステムではかなり厳密に「30分」の管理が行われっているようです。

言いたいのは、新しいシステムでは、「あっ間違えた」と
思ったら、投稿したものを表示して、右下隅の「編集」「削除」を
クリックすると、最後の投稿を編集・削除が可能です。

ですので、最近励行している動作は以下のよう動作です。

    「投稿」
  投稿した培養を表示し直し、編集するか削除するか判断

でもときどき vscode の markdown 記法にそぐわないケースなどがあり
ご迷惑をおかけしています。
和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
和田さま
終了させたのに、すみません、一点問題?が ありました。
ShumannLieder-WADA-2.tex で、OP.24-6 の箇所(pdf file で、7 ~8ページと思います)で脚注がありますが、これが変です。脚注番号がおかしいのと、そもそも脚注の 'なかみ' が、どこかへ消えてしまったように見えます。
\footnote{}命令は、正しく実行できる環境を選ぶのでしょうか?
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
自己レスです。
myTBLR環境のそとに\footnote{}を置くと、動作するようです。あまりスマートではありませんが、添付 file をご覧ください。(3箇所そのようにしています。OP.24-6で2箇所、OP.25-16で1箇所)
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
終日、外出していて対応できませんでした。

暫定対処の点については、外出先でもその可能性があるかもと思っていました。
数日中に、対照的方法などが報告できると良いのですが、首を長くしてお待ちいただければと思います。
和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
和田さん

今日のところまで、教わった処をまとめてみました。添付をごらんください
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
ありがとうございます。

気になったのはというか、このフォーラムで学んだ「\endinput」を
分割したファイルの最後に書き込んでおくと、良いらしいです。

それ以降は、そのファイルに関しては latex は取り込まないというおまじないの様です。

さて myTBLR(実態は longtblr) の脚注は制限事項の様です。
- 所謂「脚注」の様なページ単位のものはできない
- 代わりに「表」毎には可能
- 余談ですが、注釈も表単位に脚注の下に表示できますので、利用したらどうかなと今検討中
- 上記のサンプルは texdoc tabularray で表示される p34 , p37 を参考にしてください

そのほか、簡易マクロ SECTION SUBSECTION で気になっていた不具合も
含めて、分割されたものを利用して修正と検証しますので、しばらくお待ちください。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 若松 久仁光 の投稿
mr2h 様 & 和田様
parallel.styでの投稿を有難うございます。
色々新鮮な驚きとともに学ばせて頂いております。
LaTeXで此の様な対訳の方法がある事を知り有難い限りです。

大部前にLaTeXを諦めてTeX WiKi「TeX 以外の組版・レイアウトシステム」に
書かれているSILEを使っての対訳に挑戦していました。
その時は丁度プログラム製作者のSimon Cozensさんが日本に住んでおられたので、
3ヶ国語の対訳をレイアウトできる様にカスタマイズもして頂きました。

さて、プロの音楽家から此処での記事とPDFを読み進めている内に
気になる点が有りましたので以下に書き留めます。
(少々お節介すぎる投稿ですネ)
対訳中に「誤訳か?」を見つけましたので、

mr2h様、訂正をなさるのが宜しいかと存じますが?
2.4 Jemand OP.25-4
(作詞:ロバート・バーン?)
2.10 , 2.13 , 2.14 , 2.19 , 2.20 , 2.22 , 2.23 ,
(作詞:ロバート・バーンズ)

2.17 , 2.18
(作詩:トマス・ムア?)
(作詩:トマス・モア)

今後の更なる完成が読める事を楽しみにしております。若松久仁光拝
若松 久仁光 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
若松さま
ご指摘、まことにありがとうございます。気をつけたいと思います。添付fileのように訂正すればでよろしいでしょうか?
分割fileの方、*HONBUN.texの方で、エラーがでるばあいは、Liederkreiss25.texの末尾の\endinputを削除してくださると、通ルと思います。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
mr2h さんへ

表単位に脚注を付与するようマクロを回収しました。
各作品毎の \begin{myTBLR} にオプションを付与
しなければいけないので、量が多いので、
こちらで一括で変換した方が良いと考えています。

それで、今朝アップロードされたものに組み込もうと思ったら、
若松さんとは違った角度から、文字列を取り出して、みたところ
以下の結果になりました。

「作詞」vs 「作詩」どちらにするか決めてください。
ハイネとリュっケルトの吃音表記もです。
数の多寡は作業に関係ないのでお好きな方を!!
選ばれたものを perl で一括変換しますので。

1 作詞:ハインリッヒ・ハイネ
1 作詩:ハインリッヒ・ハイネ
1 作詩:ハインリヒ・ハイネ

1 作詞:フリードリヒ・リュッケルト
3 作詩:フリードリッヒ・リュッケルト
2 作詩:フリードリヒ・リュッケルト

以下は、参考のため

1 作詩:ジョージ・ゴードン・バイロン
2 作詩:トマス・ムーア
1 作詩:バイロン伝
1 作詩:ユーリウス・モーゼン
5 作詩:ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
8 作詩:ロバート・バーンズ
和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
和田さま
本当にご面倒をおかけし、申し訳ありません。perlで処理するのでしたら、語句の統一は当然必要ですよね。で、訂正したものを、添付いたします。よろしくお願いいたします。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿

タイポ補正リクエストが来ているようなので早々に作品の注釈に関する修正したものをアップします。 今回その他修正した点です。 1) シェバングにしたつもりが不正だったので本文の .tex の一行目を正した - メリットは、今まで latexmk とか ptex2pdf -l とかしていましたが、一行目にその情報を書いておけば   必要な回数のコンパイルなどを自動で行なってくれます。 - それにより texworks などの iDE 環境で「ポートレイト用」「ランドケープ用」と別々に登録をしなくて済む。 2) 読み込むファイルの最後に \endinput を書き込みました 3) section / subsection が微妙にずれていたので、和訳部分の幅の自動計算をやめて固定幅にしました。 4) テーブル脚注にについて  - 宣言は「\begin{myTBLR}[note{参照記号} = {記述}, note{b} = ..., ....] とします。 - 検証中にわかったこと「[」と「]」の間は自由に記述可能だが、空行はNGでした - 文字サイズが本文と同じなので、下記のように \footnote とかで括ってあげたほうが良いみたい

       Liederkreis24.tex
        263-\begin{myTBLR}[
        264:  note{a} = {\footnote{
        265-      ギリシャ神話に登場するジュピターの愛人エウローペーのこと。
        266-      ジュピターとともに遍歴した土地が今のヨーロッパであるという。}
        267-  },
        268:  note{b} = {\footnote{ ......     }
               ] % 263 行め「[」の対
  • 参照は \TblrNote{参照記号}

    • 「ヨーロッパ\TblrNote{a}とあの子から」のようにしてしまうと、 参照記号が他の文字に重なりがちなので下記のようにした方が良いみたい

        ヨーロッパ~\TblrNote{a}~ とあの子から
      

      5) その他、気がついたスペルミスなどを直しておきました

      diff --git a/Liederkreis24.tex b/Liederkreis24.tex index 016c345..bd000a1 100644 --- a/Liederkreis24.tex +++ b/Liederkreis24.tex @@ -2 +2 @@

      • \hspace*{22pt}\small (Heirich Heine)
      • \hspace*{22pt}\small (Heinrich Heine) diff --git a/Liederkreis25.tex b/Liederkreis25.tex index b7bc4a7..6ac57a9 100644 --- a/Liederkreis25.tex +++ b/Liederkreis25.tex @@ -228 +228 @@ -} {『西東詩集』---- "酌童の巻”より\textrm{I}\ 作品25-5 これは結構見分けにくいやつです +} {『西東詩集』---- “酌童の巻”より\textrm{I}\ 作品25-5 @@ -256 +256 @@
      • \small (Johann Wolfgang von Geothe)
      • \small (Johann Wolfgang von Goethe) @@ -338 +338 @@
      • \small (Johann Wolfgang von Geothe)
      • \small (Johann Wolfgang von Goethe) @@ -388 +388 @@
      • \small (Johann Wolfgang von Geothe)
      • \small (Johann Wolfgang von Goethe)

6) SECTION SUBSECTION をもう少し弄りたかった - 現状では、目次情報としてタイトル情報全てを出しているので、目次はきっと目も当てられないので

      \SUBSECTION{25}{1}{原文タイトル}{原文補助情報}{和訳タイトル}{和訳補助情報}

  のようにすれば、目次情報には番号情報、原文と和訳タイトルを送ることが容易になるかと思います。

- 先ほどのアーカイブを見ると和訳側にも「作品:xx-xx」としていたけど上記の対応をしておけば、
 マクロで対応できたと思います。
和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
和田さん
素晴らしいの一言に尽きます。私など思いもつかない技術だと、感服しました。ところで、最初に起動したときに texstudioでたちあがったので、吃驚。以前にtexstudioはinstoolしたことはありましたが、設定や操作がよく解らずに、そのまま放置していましたから。あいかわらず、texstudioの操作はできませんので、texworksに戻し(なんと発展性のないことか?!)操作してみました。
で、仕上がりのpdf fileでは2.16 OP.25-16 のなかで、注の箇所が a 1) , b 2) としか表示されないので、きちんと表示された、2.16 OP.25-16 のcode と比較し、
\begin{myTBLR}[
note{a} = {\footnote{
ギリシャ神話に登場するジュピターの愛人エウローペーのこと。
ジュピターとともに遍歴した土地が今のヨーロッパであるという。}
},
note{b} = {\footnote{
やはりギリシア神話に登場する不和の女神。
ペーシウスとテティスの婚礼に招待されなかったことに腹を立て、
「もっとも美しいものが取れ」と書いた黄金のリンゴを、
その饗宴の席に投げこんだため、
同席した女神たちの間で争いがおこり、
それがもとでトロイアの戦争がひきおこされた。}
},
]
の箇所で冒頭の、\footnote を \footnotesize にへんこうしたら、表示されました。
それにしても、思ったことを可成りのクォリティで実現できる、和田さんのウデと情熱がなんとも素晴らしいと存じます。なお、提案された各種技法についてはじっくり、時間をかけて吸収できるものなら、したいと考えます。たいへん、たいへんありがとうございます。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
- footnote -> footnotesize

  OMG!! あぁ恥ずかし :-(

  ご指摘のとおりです。

- 提案した件については

  - そのほかの懸念点
  - overflow の警告メッセージが多すぎるので削減したい
      - 原因は「詩」のフレーズ部分で強制改行「\\」では無いかなと考えている

 なのでアイデアを mr2h さんのプロファイルにあるところからダイレクトメッセージとして
 送ってよろしいですか?
和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
和田さま、私も以前から Overfull \vboxなどが異常に多いこと気になっておりました。回避策が在ればご教授願いたいと切望します。direct mailをいただいても、構いませんよ。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 若松 久仁光 の投稿
和田様&mr2h様

先日コメントさせて頂きました「楽譜の併記」の実験を
色々試行しています。
mr2h様には私信にて、此フォーラムで使用されている「texファイル」の
再利用を承諾いただきました。ありがとう御座います。
今回は和田様に改めまして「tex &macro」ファイルの2次使用を
許可いただきたくお願いいたす次第です。
画像を貼り付けたコンパイルは残念ながら「dvi」止まりで
PDFまでの自動化に問題がおきております。
今回のptex2pdfの実験で、お二方のmacroを再活用させて頂き、小生の
レパートリーの中でのフランス語詩と日本語の私訳を実装したく思っている
次第です。
今回は、「又か?」と叱られるのを覚悟で
「苦しい時の和田様頼み」もお許し下さい。

和田様へのお願い。
1. PDFまでのコンパイルが実行される為の解決方法を知りたい。
Terminalなどに出てくるエラー表示を眺めているとSUBSECTIONの前で
「停止命令」を実行する様になっている。と読み取れますが?
PDFまでのコンパイルが実行されません。
これの「回避方法」は小生の知識では探し出せませんでした。
2. 現在は2ファイルを読み込む設定ですが、此ファイル数が「増えても」
このままのmain.tex(Cf. Schumann_Lied_HONBUN)は利用できますか?
3. 楽譜の横幅の指定で、例えば『80%』等とする事は可能でしょうか?
(本文全体の70~80%なら邪魔には成らないかと思うからですが)
此れらの3点につきましてお教え頂ければ幸甚です。若松久仁光拝
PS
添付のファイルはlogも含めた7つ(3 x tex , log , dvi & 2pngs )です。
若松 久仁光 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 和田 勇 の投稿
- 同根かもしれないのですが、別スレッドにしましょう。(長くなってるし ...)
- これのフォローからスレッド立ててください。
- 元スレッド・ファイルの参照情報として
 https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=3476&parent=21441 書き込んでいただければ良いかと思います。
- マクロの使用は特に不要です。Thanks などに載せていただいても良いですが、まぁ困った時のメモとして参照情報を書きこんだけで良いです。
- 急ぎますか?
- 今、mr2h さんのソースを perl で変換の佳境&正規表現変換の美しさに酔いしれているので、急がなければ、明日以降にしたい
和田 勇 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 若松 久仁光 の投稿
和田 勇様
了解致しました。
明日以降のご指導の程、よろしくお願い致します。若松久仁光拝
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 若松 久仁光 の投稿
和田様 & mr2h様
全体が美しく仕上がっている様子を拝見。
色々学ばせて頂いております。
さて今回は美しく出来上がって行くTeXファイルですが
mr2h様のご承諾を頂いてからの追加と相成りますが、
対訳文章の前に楽譜の冒頭数小節の画像を貼り付ける為には
どの様に『命令語の追記』を施したら実現可能でしょうか?
PDFを拝読している内に『楽譜を眺められたら?』
シューマンの世界により近着けるのでは??と
妙な考えがよぎりました。
楽譜に刻まれるリズム模様と対訳を同時に鑑賞出来れば
音楽家にとっても最高のツールと為る様に思えるのですが?
mr2h様 如何でしょうか?

一応、小生の大好きな美しい曲
2.1 Widmung OP.25-1
2.7 Die Lotosblume OP.25-7
2曲の抜粋画面を添付します。
楽譜は巻末に一覧の様にリンク配置して貰っても宜しいか?
とも思っておりますが。
zipファイルはLiederkreis Op25 Myrthen表紙も一緒にしていますので
ご参照ください。若松久仁光拝
PS
mr2h様
シューマンやクラッシックの曲を聴かれるのはお好きですか?
harmos2[atmark].yahoo.co.jpの方へ返信を頂ければ幸甚です

2nd PS
全ての楽譜の切り取りが必要でしたらご連絡ください。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 若松 久仁光 の投稿
mr2h様
お忙しい中、修正をして頂き有難う御座います。
音楽家として作曲家や作品の名前・呼称を
日本語に置き換える際には、可能な限り
現地読みに近い状態にしようと心掛けております。
しかし慣例により発音とは全く異なる日本語名称を
与えられている場合もございます。
フランス語の例えで申し訳ないのですが
Milhaud, Darius「ダリウス・ミヨー」は現地読みでは
「ダリウス・ミロー」(プロヴァンス出身なので)
Périlhou, Albert「アルベール・ペリユ(ー)」
この読み方を教えてくれたのは恩師Marcel Moyse師の弟子。
Charles Dagnino氏。
ダニノ氏がパリ・コンセルヴァトワールの卒業試験での
課題曲として演奏した曲です。(小生の恩師でも在り
オケの同僚でもあった人でニース生まれです。)
オケで一緒に演奏していたのはフランスのMetz。
現地読みでは「メス」日本の巷読みでは『メッツ』
作曲家Périlhouも『ペリルー?』

さて前置きが長くなってしまいましたが、小生からの
提案でございます。

「Moor」は英語の発音に近いの記述が
『モア』の様に聞こえるのですが?
Moonは「ムーン」と発音されるので?
Moorは「ムーア」で良いか?とも思っておりますが?
貴君のお考えは如何でしょうか?
(TeX 一般フォーラムでの書き込みにも関わらず
TeX関係では無いので恐縮なのですが。)若松久仁光拝
若松 久仁光 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
若松様
Moorでなく、Mooreの発音の件ですが、私には正直なところ、「モア」なのか「ムーア」が実際に近いのかはよくわかりません。ただ、Dietrich Fischer-Dieskauのピアノ伴奏者にGerald Mooreというドイツ人がいますよね。この人のカナ表記がジェラルド・ムーアと一般に呼ばれているようなので、自分では「ムーア」と呼んだだけです。わたしには定見がありませんので、「モア」に変えましょう。もともと、この投稿は、人様に公開する意図は全くございませんで、私の個人的嗜好で書いたもので、ただTeXの使い方で、判らないところがありましたので質問をしただけなのです。ただ、正しい見解が在ればそれに従うにやぶさかでありません。訂正したものは、次の和田さまへの報告に添付いたします。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
若松様
ジェラルド・ムーアはドイツ人でなく、ハートフォード州 ウォトフォード生まれの れっきとした英国人でした。訂正いたします。(ああ、いやだ。まるでどこかの国の政治家のようだなんて!)おっちょこちょいは年かさくっても直りませんね。英国人だとすると、ムーアと呼ぶのは英国風なのかしらん。よく解りません。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 若松 久仁光 の投稿
mr2h様

Wikipedia[[Thomas Moore - Wikipedia]]に書かれているMooreですね。
スペルミスをそのまま投稿してしまい申し訳ございません。

落丁(?)を見受けますので書き出しておきます。ご参考まで
2-13 [ドイツ語訳:エードゥアルト・ゲーアハルト]が抜けている?
2-15 [ドイツ語訳:カール・ケルナー]が抜けている?
2-16 [ドイツ語訳:カール・L・カンネギザー]が抜けている?
2-17 [ドイツ語訳:フェルナント・フライリグラート]が抜けている?
2-18 [ドイツ語訳:フェルナント・フライリグラート]が抜けている?
2-19 [ドイツ語訳:ヴィルヘルム・ゲーアハルト]が抜けている?
2-22 [ドイツ語訳:ヴィルヘルム・ゲーアハルト]が抜けている?
2-23 [ドイツ語訳:ヴィルヘルム・ゲーアハルト]が抜けている?

Liederkrei Op25 Myrthen
OP.25-17 Zwei Venetianische Lieder I (Leis' rudern hin)
OP.25-18 Zwei Venetianische Lieder II (Wenn durch die Piazza)

OP.25-17 Ferdinand Freiligrath (1810-1876), after Thomas Moore (1779-1852)
OP.25-18 Ferdinand Freiligrath, after Thomas Moore

因みに
Robert Schumanns Werke, Serie XIII:
Leipzig: Breitkopf & Härtelの楽譜によると
献呈 Clara Schumann
別名 Mirtos; Myrthen, Op. 25
翻訳されたものを改めて抜粋します。
4 Wilhelm Gerhard (1780-1858), after Robert Burns
9 Marianne von Willemer (1784-1860) and Johann Wolfgang von Goethe

13 Wilhelm Gerhard, after Robert Burns
14 Wilhelm Gerhard, after Robert Burns

15 Karl Julius Körner (1793-1873), after George Gordon Byron
16 Karl Ludwig Kannegiesser (1781-1861), after Catherine Maria Fanshawe (1765-1834)
17 Ferdinand Freiligrath (1810-1876), after Thomas Moore (1779-1852)
18 Ferdinand Freiligrath, after Thomas Moore
19 Wilhelm Gerhard, after Robert Burns
20 Wilhelm Gerhard, after Robert Burns

22 Wilhelm Gerhard, after Robert Burns
23 Wilhelm Gerhard, after Robert Burns

若松久仁光拝
若松 久仁光 への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- mr2h の投稿
若松様
貴重な、ご指摘まことにありがとうございます。私の手元には、専門的な資料等はいっさいありませんで、おしえていただくまでは、わかりませんでした。今は、upLaTeXでの型の完成につとめまして、それができたら、ご指摘をとりいれることにいたします。非ドイツ語の原詩は、当然ドイツ語翻訳者が介在して、Schumannに作曲させているのでしょうから、私の例文においては翻訳者名が「抜けている」のでしょう。
mr2h への返信

Re: pLaTeX2eで parallel.sty をつかって対訳詩を完成させたいがエラー

- 若松 久仁光 の投稿
mr2h様
upLaTeXでの完成をお待ち申し上げます。
「ミルテの花」は大好きな歌曲集なので
此処での投稿に興味を惹かれた次第です。
音楽に関する事で、質問が御座いましたら
harmos2[atmark].yahoo.co.jp
のアドレスへメールをいただければと思います。若松久仁光拝
追伸
フルートの練習の合間で返事を書かせて頂いているので
手違いや何やら御座いましたらご容赦の程、お願いいたします。
(従心を過ぎ、喜寿に近くなり、最近は手順を誤る様になりましたので。)
尚、貴君のTeXはterminal経由でコンパイルしております。